- 気奥のかけら -

クラッカー

会社の仲間2人を、私の車に乗せて
隣り町のオシャレなレストランに、出かけました

車内で キャピキャピ と、お喋りが盛り上がり
20分程で到着
車から降りて、わざと2人を先に歩かせました
お店に入るちょっと前に ここぞのタイミングで
バッグからクラッカーを、そーっと出して
パン と鳴らしました

1人は 「 うわーっ 」 と言い
両手を耳に当てて、ヨロヨロと前に崩れるようにしゃがみ込み
もう1人は 「 ギャッ・・ 」 と言い
後ろを振り向きました
クスクスと肩を震わせて観察していると
「 何? 今の音なに? 」

しゃがんだ子が目を大きく見開いて キョロキョロ
パニックの顔が直らない
腹押さえてゲラゲラ笑いながら
紙テープがヒラヒラ飛び出ているクラッカーを見せると
「 もう! まったく 」 一緒に笑いだした
レストランに入り、料理を注文した後に
「 何の音だと思ったの? 」
「 その道の人達の、発砲事件がおきたのかと・・ 」
ヒヒヒ
これだから いたずら は、やめられません

外食

美味しくて高いのは、当たり前だと思います
例えば 5千円の極上ステーキ 1回利用するより
千円の色んなランチ 5回利用したい派です
台湾料理店もよく行きます
でも、どの店舗でも台湾ラーメンは
何だか口に合いません 美味しいと思えないのです
けれど、生メンを油で揚げた上に
お野菜たっぷりのアンがのった物
バリソバ 固焼きそば 揚げソバ
地域によって言い方は色々ですが
このメニューは、大好きです
行きつけのお店で ランチ しました
群馬県 館林市
館林インターから近い所にある
四季紅 ( しきこう )
平日限定のランチメニューがあり
全て 600円 ポッキリなの
よく来るから、顔を覚えられています
「 ライスが多いから、半分でお願いします 」
2回位言いましたが、それも覚えられており
黙っていても、ライスは 半ライス で来ます
きっと、従業員の間では “ バリソバ女 ” で通っているのかも・・
これしか注文しないから

メンが見えるように手前の野菜をどかしました
これでちょうどお腹いっぱいになります
なかなかのボリュームでしょう?
エビとうずらの卵も、中にかくれています
サラダも、レタス・水菜・キャベツとバランスがよく
ドレッシングも食べやすい、サウザン系がかかっています
以前こちらで、単品の バリソバ を注文したら
量が多すぎて、胃袋がオーバーヒートしました
それ以来、ランチセットで利用しています
ただ、全席喫煙可能なので午後1時過ぎに来ると
かなり白い空気が浮遊しているのよ
おいしい食事よりも、充満している ノロシ が気になるの
髪も服もタバコの臭いが、付いてしまいます
11時のオープン時に来ると、さわやかに美味しく食べれます
グリコ ピア・イースト 工場見学ここ数日、霧が発生し
高速道路が、通行止めになったりしています
今朝も濃厚です
雨にも、朝モヤにも負けずに レッツゴー
1時間30分のドライブです

県境の橋で渋滞に巻き込まれて
ちょっと焦りましたが、30分前に着き ほっ としました
埼玉県 北本市
JR高崎線 北本駅から、バスで10分の距離にあります
9時30分からのコースで、9時10分から入場
少々車内で待機
建物も新しくて、駐車場も広く整っています

時間になり、中に入ると
容姿端麗な若いお姉さん達が、笑顔で歓迎してくれ
ホールに通されました
ヘッドマイクを付けて
黒のワンピースに、ショートジャケットで
襟元やポケットの部分に、赤いレースが付いて
とってもオシャレでステキな制服
ミニポシェットを、ナナメがけにしています
ここのホールの外壁は
牡蠣の貝殻を、イメージした形をしています
どかどかと小学生が入ってきました
「 今日は平日なのにどうして? 」
みんなリュックに水筒を持っており
父兄も同伴している・・
どうやら社会科見学のようです
教室を抜け出せてうれしいのでしょう
ひたすら

にぎやかです

お姉さんのあいさつがあり
「 おはようございます
本日は、雨でお足元が悪い中
わくわくファクトリーにおいで頂いて
ありがとうございます
ポッキーとプリッツの、製造工程を見て頂きます
20名ずつ、4つのグループに分かれての見学です
飲食はアメも含めて、ご遠慮願います
写真撮影も、指定された場所のみです
まずは、ビデオをご覧ください 」
室内が暗くなり
グリコの創設者 江崎利一物語
創意工夫 が始まりました
明治15年 佐賀県の薬屋を営む家に生まれる
学校の勉強 そして 家業の薬屋も手伝う
登記簿の代書業や、ブドウ酒の販売も手掛ける
出先で、牡蠣を煮るカマを見て
煮汁の中のグリコーゲンを調べると
健康に役立つと分かり
薬の知識をもとに、グリコーゲンを美味しく食べられるか研究
当時、人気だったキャラメルを参考に試行錯誤した
商いの本場は大阪だと、全財産をつぎ込んで移り住む
その時代、四角いキャラメルしかなく
ハート型にしたいと工夫
百貨店にセールスに行くものの、何度も断られた
しかし、その熱意が伝わり
商品を置いてもらえる事に
チラシや広告での宣伝も、かかさなかった
食べる事と遊ぶ事は、つながっていると考え
ビスコなど、数々の商品を 創意工夫 して出してきた
99才まで、学び働き続けたという
とても貴重な内容でした
ビデオが終わり
グループに分かれて、エレベーターで3階へ
こちらの工場は、見学者と作業者の通路が
完全に別なので、ヘアーネットをかぶったり
服にコロコロをする事もなく
靴もスリッパに履き替えなくて
来場したままの姿で、中に入ります
ポッキーの製造ラインを、ガラス越しに見ます
チョコを付ける工程は、企業秘密になっている
お姉さんのカバンだと思っていた
ミニポシェットは、ヘッドマイクのスピーカーでした
普通は、最初の工程から見るものですが
見学コース上の理由があるのか? どうなのか?
逆再生のように
出荷・梱包の、最後の工程からの見学になります
ローラーの上を、赤い箱が流れて行きます
ポッキー10個が、ひと固まり
それが、自動で組み立てられた段ボールに入ります
段ボールが、ローラーをすべって終点の場所へ
ここからは作業員が手で、パレットの上に載せます
作業員は、水色の服に帽子マスク姿
赤い箱も自動で、1分間に120個組み立てられます
大きな箱の中に入っているポッキー
作業員が肉眼で検査
X線写真の検査 表示やグラムの検査
チョコが溶けないように、室内は 20度 の設定
作業者はコンタクト禁止、メガネを着用
もし落ちた時に、商品への混入を防ぐ為だそうです
1日に使用するチョコの量は7トン
7万箱のポッキーを作ります
24時間 600人が交代で働きます
エレベーターで6階へ
小麦粉や砂糖をまぜた生地が流れる
粘土のような生地が、メンのように細長くなります
3本の製造ライン
手前2つは、肌色の生地
1番向こうは、オレンジ色の生地
焼かれてからチョコをつける
オーブンに入る前に切り込みをつけ
焼かれている間に、自然に切れる
電車のような、長~いオーブンは45メートル
4分かけて焼き上げます
プリッツの点々模様、あれは焼き網の跡がついたものだから
片面にしかついていない
こんがりキツネ色のプリッツが
お行儀よく並んで出てきました
味付けはスプレーで、均等に行われる
サラダ味のプリッツが流れます
エレベーターで1階へ
さっきのホールで
“ おいしいチョコレートができるまで ” というビデオを見る
マスコットキャラクターの ピアーナちゃん が案内役
カカオの生産地は
赤道付近の気温27度以上が適している
実は枝や樹、あらゆる所になる
収穫されたカカオは、コンテナ船に乗って
1か月以上かかって日本に届く
カカオの皮をむいて加工して
液体 カカオマス にします
砂糖・乳製品を加えて、ドロドロに
この時点では、ザラザラの口当たり・・
ローラーにかけて粒子をつぶし
たくさんの時間と手間をかけて、美味しくなります
ビデオが終わり
フロアへ出ます
白い地球儀があり
世界各国にグリコがあるお話し
アジア・フランス・カナダ・アメリカ
お菓子やカレーが作られています
ビスコの箱に登場している子供の顔は
時代ごとに違っている
現代のビスコ坊やは、5代目
そして、初代グリコキャラメルの自動販売機

当時のお金を入れると、画面に白黒の映画が流れます
20秒後、映画が終わるとキャラメルが出てきます
テレビのない時代だったので、とても人気だったそうです
お店で買うと、1箱10銭
自販機に10銭玉を入れると、映画が見れて2銭おつりが出ます
お店よりも安く買えたのですから、うれしいですよね
創設者のアイデアです
壁一面が、四角の細かい棚になっていて
おまけのおもちゃがズラリ 歴代の物が並んでいます
トータルだと 2万数千点あるそうです その一部

待っていました ここからがフリータイム
このフロア内、自由に見たり写真撮影していいと
( 動画撮影は禁止 )
ゴールした時の、例のグリコポーズ
白のグリコ兄さん前が、記念写真スポット
お姉さんが快く、シャッターを押してくれます
もちろん、同じポーズでみんな納まります
1枚目、私も正しいグリコポーズをし
2枚目の時に 「 ブログ用だから目隠します 」
ヒジを曲げて パチリ

お姉さんは、カメラを返しながら
「 まあ、ブログに載せて頂けるのですか?
ありがとうございます! 」
みなさん聞きましたか?
春の陽だまりのような
何て心温まるお言葉なんでしょう・・
先日の見学先の人達に
何度でも何回でも、しつこく繰り返し聞かせてあげたいし
お姉さんのツメのアカでも、煎じて飲ませて差し上げたい
お姉さんもステキなのですが、制服も気になっちゃって
「 あの、お姉さんと制服を写すのはダメなのですか? 」
聞いてみると
「 あ、ごめんなさい・・ ちょっとね・・ 」
まあダメもとで聞いてみたので やっぱりでした
歌手の グレイ がコンサートで使った
グリコ形のギターが、飾ってありました

フリータイム終了
エレベーターで上へ
チャレンジツアー というコーナー
通された部屋は なんと
クイズ番組の回答者席のような、2人がけのイスと
信号機色のボタンが3つで、A・B・Cと書いてある
テーブルだけが並んでいました
みんな 「 ウオッ!! 」
おどろきの歓声が上がりました
席には番号が書いてあり、好きな場所に座れます
正面には、問題が出るスクリーンがありました
お姉さんが使い方の説明をした後に
問題がスタート
見学してきた内容で、三択式
目の前のボタン、正解だと思う色を押します
ただ、早く押した人の方が、ポイントが高いので
チビッ子達は、出題の途中でも分かると
パコパコと連打して、止まりません
あっちでも こっちでも
パコ パコ パコ ・・・・・
1位の人だけ商品がもらえるとあって
みんな気合いが入っています
私も回答しつつ、後ろの席から
チビッ子を観察して、微笑んでいました
クイズは、宇宙空間の色んな場所を旅しながら
前に進む形で、レールの分かれ道があります
右か・・ 左か・・
行きたい方向のボタンを押すと
多数決で選ばれた道に、進むシステムです
そして、また問題が出てを繰り返します
パコ パコと 必死です
中間発表があり、上位の人の席の番号が出ます
なかなか盛り上げて、やる気を出させるように出来ています
ふたたび問題
私も全問正解していますが、楽しんで押しているから
上位には行かないようです
( ガチで勝負してしまうと、大人げない気がしました )
そして、最後に上位の発表
優勝者には、大袋のポッキーが贈られました
みんなで拍手

これで見学は終了
この後は有料のオプション、お菓子作りがあります
参加したい子供の人数を数えて
それで満員になると、大人は参加出来ませんが
子供の参加人数が定員に満たないと
大人の参加者も認められます
ラッキーな事に、私も参加できました
別の部屋に移動
入口で500円払って、手を洗い
ビニールに入った、トッピングの砂糖菓子
8種類ぐらいの中から、好きな3個を選んで着席します
私も子供達の隣りに座って、ニコニコしてます
ちなみに、大人で参加したのは私だけです
参加している子供の後ろに、父兄は立って見ています
テーブルの上には、低温のホットプレートがあり
その上に、ノリと文字の役目のチューブチョコ
白と茶色が置いてあります
どちらか1つのチューブチョコを選んだら
大きい2本のポッキーを、くっつけて
そして、その上に自由に文字を書いたり
トッピングをして デコポッキー を完成させます
私は、おままごとのような気分でウキウキよ
仕上がった頃に撮影OKとなり
各自、力作を写していました
テーブルを見ると、十人十色の デコポッキー
これで終了
お姉さんにお礼を言ってから
階段を下りて、外の売店に
見たけれど、特に欲しい物もなくて
グリコを後にしました
11時30分 お腹もすいたので
道の駅 いちごの里よしみ へ行ってみました
広い敷地に ぽつん ぽつんと建物があり
1つ1つが孤立しているようで、活気が感じられませんでした
花の店 ラーメン屋 ベーカリー店
野菜直売所 レストラン
外の売店のアイス屋は、お休みでした
温かいたぬきうどん 670円 を食べてから
直売所で買物をして、帰宅しました
~ ~ ~

~ ~ ~
1日を振り返っての感想です
見学者は、見学コースを申し込み
参加しないと見れない特権みたいな
プレミア感が欲しいのよね
パンフレットでも、写真撮影でも・・
グリコさんは私達の気持ちが、分かっているじゃないの
そして、見学内容をゲーム感覚で遊びながら復習させる
これは、ボタンをパコパコやりながら
頑張って1位になれば、ご褒美がもらえる
子供達は夢中でやりますよ
大人だって、あんなに楽しいんだから
案内のお姉さん達の教育も、しっかりされていて
言葉が口先だけの物ではなく、ちゃんと心で言っており
言葉を通して、温かさが伝わってきました
もちろん、誠実なお人柄もあったと思います
言葉以外にも、感心した事がありました
私の前に、親子3人が グリコ兄さん の前で同じポーズをして
彼女がシャッターを、押してあげていた時です
キチンと 家族の足先から グリコ兄さん の指先まで
フレームに入るように、パンプスを脱いで
素足でヒザを床に付けて、写してあげていました
この姿を見て、私は心を打たれ
彼女の感謝とおもてなしの気持ちが
心に響きました
彼女達は、グリコの社員として
誇りとプライドを持って仕事をしている
かがみのような接客・接待だと思いました
私は色んな場所の見学を経験していますが
学んで・楽しんで・遊んで・プレミア感があって・撮影出来て
設備が整っていて・オプションで参加出来て・売店もあって
見学内容が充実していて
市販されていない、限定のお土産がもらえて
そして、真心のおもてなしで案内してもらえる
グリコの工場見学は
パーフェクト見学者の 見たい 知りたい 遊びたい 楽しみたい
全てを満たしてくれます
是非、また来たいわ
楽しい見学の時間を、ありがとうございました

手前が 20センチの手作りデコポッキー
左が パンフレット
中が 土産 ここでしか手に入らない
限定ピアーナちゃん箱のプリッツ
右が 土産 ポッキー型の風船
~ ~ ~

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あのね・・
直売所で、この ターツァイ という野菜見た時に
丸い座布団みたいで
大きさにおどろいて笑っちゃったのね 130円
直径60センチはありました
油炒めが美味しいらしい・・

とうがんは20センチあるけど
豆みたいに見えるわよね~ 200円
大きさが分かるように、プリッツ同席させました
せっかくだから、料理後も撮影してみました
私のブログに、手料理を載せるのは初めてだわ

昨日の天ぷらの残り
ブロッコリー・なす・レンコンを煮つけて
ご飯の上に、ノリをきざんでのせて天丼に
鳥もも肉とトウガンの煮物
ターツァイと玉ねぎとベーコンの炒め物
今日の私の晩御飯

お料理、そこそこやるのよ

コロッケ・グラタン・煮物・揚げ物など
粉を練る物 ナン・パスタ・ピザ生地の時だけは
グラムを計りますけれど
それ以外は、全て目分量なのね・・
いちいち何グラムだの、何CCだの計った事がない
私のお料理は
冷蔵庫の残り物を見てから、メニューを考えます
フィーリングと応用で作ります
もう12月
風邪ひかないように、抜け目なく
忙しい合間を見つけて、遊びましょう